Emuera/config
Contents
- 1 動作設定
- 1.1 環境
- 1.2 表示
- 1.3 ウィンドウ
- 1.4 フォント
- 1.5 システム
- 1.5.1 大文字小文字の違いを無視する
- 1.5.2 _Rename.csvを利用する
- 1.5.3 _Replace.csvを利用する
- 1.5.4 サブディレクトリを検索する
- 1.5.5 読み込み順をファイル名順にソートする
- 1.5.6 システム関数の上書きを許可する
- 1.5.7 システム関数が上書きされたとき警告を表示する
- 1.5.8 同名の非イベント関数が複数定義されたとき警告する
- 1.5.9 全角スペースをホワイトスペースに含める
- 1.5.10 内部で使用する東アジア言語
- 1.5.11 FORM中の三連記号を展開しない
- 1.5.12 セーブデータをバイナリ形式で保存する
- 1.5.13 セーブデータをUTF-8で保存する
- 1.5.14 ONEINPUT系命令でマウスによる2文字以上の入力を許可する
- 1.6 互換性
- 1.7 解析
- 1.8 デバッグ
動作設定[edit]
Emueraは初回起動時にexeと同じフォルダにemuera.configファイルを作成します。
Emuera起動後にメニューのヘルプから設定を選択すると変更できます。
また、emuera.configをテキストエディタで書き換えることでも設定を変更できます。
その場合、次回のEmuera起動時から設定は反映されます。
ただし、テキストエディタで書き換える場合、項目等の間違いに注意してください。
○ボタンの途中で行を折りかえさない:YES ×ボタンの途中で行を折りかえさない:ON ×ボタンの中途で行を折りかえさない:YES
初期設定に戻したい場合、emuera.configを削除してEmueraを起動してください。
Emueraのexeと同じフォルダにあるemuera.configファイルのみが影響します。
csvフォルダ内に_fixed.configまたは_default.configファイルがある場合、一部の項目が変更できなかったり標準の値が異なることがあります。
詳細はコンフィグ項目の強制を参照してください。
環境[edit]
マウスを使用する[edit]
- マウスによる入力を受け付けるかどうかです。
メニューを使用する[edit]
- メニューを表示するかどうかです。
表示しない設定にした場合、メニューから設定を変更できなくなるので元に戻すにはemuera.configを変更する必要があります。
デバッグコマンドを使用する[edit]
- メインコンソールでデバッグコマンドを受け付けるかどうかです。標準はNOです。
デバッグコンソールではこのオプションにかかわらずデバッグコマンドが実行できます。
多重起動を許可する[edit]
- Emueraの多重起動を許可するかどうかです。
キーボードマクロを使用する[edit]
- F1~F12のキーボードマクロを使用するかどうかです。
お、ONEINPUTもしくはONEINPUTS命令を使用したコードを使っている場合には、キーボードマクロがうまく働きませんがそれは仕様です。
オートセーブを行なう[edit]
- BEGIN SHOP命令と同時にオートセーブを行なうかどうかです。この機能はERBスクリプト側で実質無効にできるので設定しても実際にはセーブが行われないことがあります。
セーブデータをsavフォルダ内に作成する[edit]
- セーブデータをexe直下に置くか、savフォルダを作成してその中に置くかを設定します。標準はNOです。
YESに設定したときにsavフォルダが存在しない場合、自動でsavファイルを移動するかを選択するダイアログが出ます。
ダイアログに「はい」と答えると、既存のglobal.sav及びsave*.savファイルが全てsavフォルダ内に移動されます。
設定をYESからNOに切り替えるときなどは手動でsavファイルを移動してください。
履歴ログの行数[edit]
- 履歴ログを保存する最大の行数です。下限は500行です。
無限ループ警告までのミリ秒数[edit]
- 指定した時間の間、WAIT系命令が実行されなかった場合、警告ダイアログを表示します。
0を指定した場合、この機能は無効になります。
以下のようなスクリプトは無限ループですが、間にWAITを挟んでいるので警告の対象になりません。 $LOOP WAIT GOTO LOOP 右クリックやエスケープキーでメッセージスキップした場合でもWAITを挟んでいれば警告はされません。
使用するセーブデータ数[edit]
- セーブロード画面で表示されるセーブデータの数です。下限が20(eramakerと同じ)、上限が80です。
関連づけるテキストエディタ[edit]
- エラーメッセージをクリックした時にここで設定したテキストエディタで該当するファイルを開くことが出来ます。
コマンドライン引数[edit]
- ファイルをテキストエディタに渡すときに付けるコマンドライン引数を指定します。
表示[edit]
描画インターフェース[edit]
- 描画に使用するインターフェースです。
- WINAPI - gdi32.dllの!TextOut関数で描画します。(GDIによる描画)
1.700で追加された描画方法で他の方法より高速に描画できます。(環境によっては他より遅いそうです) - GRAPHICS(初期値) - Graphics.!DrawString関数で描画します。(GDI+による描画)
旧来の"GDI+を使う:YES"オプションと同じです。
GDI+の特徴として、プロポーショナルでないフォントでも文字列の幅がずれることがあります。 - TEXTRENDERER - !TextRenderer.!DrawText関数で描画します。(GDIによる描画)
旧来の"GDI+を使う:NO"オプションと同じです。
- WINAPI - gdi32.dllの!TextOut関数で描画します。(GDIによる描画)
(イメージバッファを使用する)[edit]
- 1.818でこのオプションは廃止されました。
描画処理変更にともないイメージバッファが不要になりました。
(描画にGDI+を用いる)
[edit]
- 1.700でこのオプションは廃止されました。
"描画インターフェース"のオプションで設定してください。
フレーム毎秒[edit]
- 一秒間に最大何回描画するかです。小さくした方が動作が速くなります。
最大スキップフレーム数が小さい場合、フレーム毎秒を小さくしても速くなりません。
(最大スキップフレーム数)[edit]
- このオプションは廃止されました。
PRINTCを並べる数[edit]
- PRINT_SHOPITEMなどでシステムがPRINTC命令を行なうとき、何回ごとに改行するかです。
本家eramakerでは3です。
0を指定した場合、PRINTCの数によって折り返しを行いません。
0を指定する場合は、合わせて"ボタンの途中で行を折りかえさない"をYESにしてください。
こうすることで、ウィンドウサイズを超えたときに自動で折り返すようになります。
PRINTCの文字数[edit]
- PRINTCが全体で何文字になるまで左側に半角スペースを付与するかです。
本家eramakerでは25です。
SHOPの売り物を表示する場合はこの文字数+1が使われます。
eramakerではSHOPの販売品は26文字に整形されています。
一行に並べられる文字数はおよそ(ウィンドウ幅) / (フォントサイズ) * 2なので、 (PRINTCの文字数+1) * (PRINTCを並べる数)がそれよりも小さくなるようにしてください。
ボタンの途中で行を折りかえさない[edit]
- ボタンとは
"[200] - セーブ"
などマウスで選択・クリックできる文字列のことです。
初期値は"NO"でり、これはeramakerと同様に表示されます。
このオプションを"YES"に設定するとウィンドウをはみ出たボタン全体を次の行に移動します。
ウィンドウ[edit]
ウィンドウ幅[edit]
- 起動時のウィンドウの幅を指定します。
全体のサイズではなく描画領域のサイズです。
ウィンドウ高さ[edit]
- 起動時のウィンドウの高さを指定します。
描画領域のサイズですが最下段の入力部分の高さを含みます。
ウィンドウの高さを可変にする[edit]
- 実行中にウィンドウのサイズを変えられるかどうかです。
起動時にウィンドウを最大化する[edit]
- 標準ではNOです。
YESにした場合、ウィンドウが最大化された状態でEmueraが起動します。
起動時のウィンドウの位置を固定する[edit]
- 実行中にウィンドウの位置を指定するかどうかです。
指定しない場合、ウィンドウ位置X、Yは意味を持ちません。
ウィンドウ位置X[edit]
- ウィンドウ位置を固定する場合の固定位置です。
Xでは横軸方向の位置を決めます。ディスプレイ左上が0,0であり、右に行くほどXが大きくなります。
ウィンドウ位置Y[edit]
- ウィンドウ位置を固定する場合の固定位置です。
Yでは縦軸方向の位置を決めます。ディスプレイ左上が0,0であり、下に行くほどYが大きくなります。
スクロールの行数[edit]
- マウスホイール1回で動かす行数を指定します。
フォント[edit]
背景色[edit]
- 背景色です。
文字色[edit]
- 文字色です。スクリプト中でSETCOLOR命令が行われた場合はそちらが優先されます。
選択中文字色[edit]
- マウスで選択中のボタンの文字の色です。
履歴文字色[edit]
- バックログ表示中の文字色です。スクリプト中でSETCOLOR命令が行われた場合はそちらが優先されます。
フォント名[edit]
- フォントを指定します。ラスタフォントは指定できません。
プロポーショナルフォントも指定できますが表示が乱れるために推奨しません。
フォントサイズ[edit]
- 文字のサイズ(高さ)をピクセル単位で指定します。
一行の高さ[edit]
- 一行の高さをピクセル単位で指定します。フォントサイズより小さくすることはできません。
フォントサイズと同じにすると表示が乱れることがあるようです。
フォントサイズ+1~2 程度が無難だと思います。
フォントサイズ = 18, 一行の高さ = 19程度がお勧めです。
システム[edit]
ERB作成者側が決めることを想定しているオプションです。 システムの項目を変更した場合、ERBスクリプトが作者の意図通りに動作しなくなる可能性があります。
大文字小文字の違いを無視する[edit]
- ERB中の命令や変数の大文字・小文字の違いを無視するかどうかです。ディフォルトはYES(する)です。
_Rename.csvを利用する[edit]
- !EraMakerExの_Rename.csvを使用するかどうかです。ディフォルトはNO(しない)です。
なお、_Rename.csvの仕様に関しては!EraMakerExのReadme.txt(Emueraには同梱されていません)を参照してください。
_Replace.csvを利用する[edit]
- 私家改造版1.52a-cで追加された_Replace.csvの機能を使用するかどうかです。
サブディレクトリを検索する[edit]
- CSVやERBフォルダ内のサブフォルダにあるファイルを読むかどうかです。標準は"NO"です。
YESにした場合、chara*.csvおよび*.ERBについてサブフォルダ内のファイルも読み込みの対象にします。
chara*.csv以外のcsvファイルについてはこのオプションの対象になりません。
読み込みの順序はフォルダ内のファイル・フォルダが先、その他のファイルが後です。
"読み込み順をファイル名順にソートする"オプションが有効の場合、フォルダも名前順にソートされます。
読み込み順をファイル名順にソートする[edit]
- ファイルの読み込み順序をファイル名順にソートするかどうかです。標準は"NO"です。
ファイルシステムと読み込み順に関連する問題についてはeramakerとの相違点の該当する項目を参照してください。 - NOの場合、読み込み順はC#のDirectory.!GetFiles関数が返してきた順序のままになります。
!GetFiles関数は内部的にはKernel32.dllの!FindNextFile関数を使用しており、結果はファイルシステムに依存します。
Directory.!GetFiles関数の結果はおそらくeramakerの読み込み順を再現していますが、ユーザーの環境によってスクリプトの動作が異なる原因になります。 - YESの場合、読み込みの前にファイルリストをファイル名順でソートします。
ソート結果がNTFSのファイル順に一致しないことに注意してください。
たとえば_(アンダーバー)はNTFSでは数字やアルファベットより上位になりますが、ファイル名順ソートでは数字より後になります。
システム関数の上書きを許可する[edit]
- ユーザー定義関数で式中で使える関数の上書きを許可するかどうかです。
標準ではYES(許可する)です。
システム関数が上書きされたとき警告を表示する[edit]
- ユーザー定義関数で式中で使える関数が上書きされたことの警告を表示するかどうかです。
標準ではYES(表示する)です。
「システム関数の上書きを許可する」オプションがYESの場合、この項目の設定によらず警告が表示されます。
同名の非イベント関数が複数定義されたとき警告する[edit]
- eramakerのシステムでは同名関数が複数あっても、最初に読み込まれたもののみが有効になり以降は無視されます。
この仕様は有用な場合はありますが、ユーザーの環境によってスクリプトの動作が異なる原因にもなります。
このオプションをYES(警告する)にすると同名関数が複数ある場合に警告するようになります。
全角スペースをホワイトスペースに含める[edit]
- 標準ではYES(含める)であり、NO(含めない)にすると全角スペースをホワイトスペースとして使えないようになります。
つまりERB内で半角スペースやタブの代わりに全角スペースをインデント等として使用することを禁止できるようになります。
内部で使用する東アジア言語[edit]
- STRLENS等内部ロケールに依存する処理等について、処理に使うロケールを選択する事ができます。
ただし、UI等に変化はありません。標準では日本語(ja-JP)です。
以下の言語に対応しています。
・日本語(Shift-JIS、デフォルト)
・韓国語(ko-KR)
・簡体字中国語(zh-CN)(未テスト)
・繁体字中国語(zh-TW)(未テスト)
FORM中の三連記号を展開しない[edit]
- eramakerのFORM構文は、///や+++などといった記号が3連続で表記された場合、NAME:ASSIやCALLNAME:ASSIなどの文字列に展開されます。
この項目をYES(展開しない)にすることで、この仕様を認めず、記号のままとします。
標準ではNO(展開する)です。
セーブデータをバイナリ形式で保存する[edit]
- セーブデータをバイナリ形式で記述するかどうかです。標準ではNO(保存しない)です。
NO(保存しない)の場合、セーブデータの文字コードはeramakerと同じ文法です。
バイナリ形式で保存したほうが容量が小さくなる、またその逆とは限らないので設定変更の際には注意してください。
"#DIM SAVEDATA"を用いたセーブ可能なキャラ型変数や多次元文字列変数の定義にはこのオプションがYESであることが必須です。
セーブデータをUTF-8で保存する[edit]
- セーブデータを文字コードUTF-8で記述するかどうかです。標準ではNO(保存しない)です。
NO(保存しない)の場合、セーブデータの文字コードはeramakerと同じSJISです。
「セーブデータをバイナリ形式で保存する」がYESの場合、このオプションは無効です(強制的にUTF-8が使用されます)
ONEINPUT系命令でマウスによる2文字以上の入力を許可する[edit]
- コンフィグ画面には表示されず、emuera.configを直接編集することで設定できる項目です。
標準ではNO(許可しない)です。
YESの場合、ONEINPUT系においてマウス入力で2文字以上の値が一度に入力されたときに、先頭文字のみにカットしないようになります。
互換性[edit]
eramakerとEmueraで動作が違う、Emueraの過去のバージョンで動作したスクリプトが動作しなくなった、
などの問題を解決するためのオプションです。
標準設定で問題ない場合には変更しないでください。
解釈不能な行があっても実行する[edit]
- 標準ではNOであり、起動時に解釈に失敗した行があるとタイトル画面でエラー終了します。
この動作をやめ、解釈できない行があってもタイトルから進めるようにするオプションです。
CALLNAMEが空文字列の時にNAMEを代入する[edit]
- 標準ではNOです。
YESにした場合、chara*.csvでCALLNAMEが設定されていない又は空文字列に設定されている場合、NAMEと同じ文字列が設定されたものとして扱います。
eramakerではCALLNAMEが空文字列のときにNAMEを返していたことを再現するためのオプションです。
しかし、このオプションでも完全に再現できるわけではありません。
例えばeramakerでキャラを追加したセーブデータをEmueraで読んだ場合などに動作が異なることが考えられます。
擬似変数RANDの仕様をeramakerに合わせる[edit]
- 標準ではNOです。
YESにした場合、RANDの生成方式がeramakerと同様になります。
この方式は引数が負の値でも動作する、32767以上の値を返すことが無い、Xが1000を超えるあたりで値の偏りが無視できない、などの特徴があります。
詳しくはeramakerとの相違点を参照してください。
関数・属性については大文字小文字を無視しない[edit]
- 標準ではNOです。
eramakerは命令と変数については大文字小文字を区別しませんが、関数名・属性(性質)については大文字小文字を区別します。
この項目をYESにし、大文字小文字の違いを無視する:YESにすることでeramakerと同様の動作が可能になります。
イベント関数のCALLを許可する[edit]
- 標準ではNOです。
YESにした場合、イベント関数をCALL命令で呼び出すことが可能になり、eramakerと同様の仕様となります。
ver1739以前の非ボタン折り返しを再現する[edit]
- 標準ではNOです。
YESにした場合、Emuera1.739以前でのDRAWLINEその他の仕様を再現します。
これによりver1739以前のEmueraの非ボタン折り返し仕様に依存した表示を使用したスプリクトなどが正常に動作します。
Emueraのバージョンを上げた際に表示が崩れた場合はこのコンフィグをYESにすると解決する場合があります。
(DRAWLINEを常に新しい行で行う)[edit]
- 1.806でこのオプションは廃止されました。
現在は"ver1739以前の非ボタン折り返しを再現する"のオプションに移行しています。
ユーザー関数の全ての引数の省略を許可する[edit]
- 標準ではNOです。
YESにした場合、ARG、ARGS、ユーザー定義のプライベート変数以外の変数を関数の引数に設定しても、呼び出す際に引数を無視することができます。
Emuera1.807以前、これらの変数を用いた引数を省略すると、代入が起こらず関数を呼び出す前の状態を維持していた仕様を再現することができます。
Emuera1.807以前からバージョンを上げた際に関数においてエラーが出る場合はこのコンフィグをYESにすると解決する場合があります。
ユーザー関数の引数に自動的にTOSTRを補完する[edit]
- 標準ではNOです。
YESにした場合、Emuera1.807以前同様に関数を呼び出す際に文字列型の引数に数値を渡すと、自動で文字列型に変換するようになります。
Emuera1.807以前からバージョンを上げた際に関数においてエラーが出る場合はこのコンフィグをYESにすると解決する場合があります。
Emuera1.820(Emuera1819+v10)までの間、このオプションの効果が反転するバグがありました。
SPキャラを使用する[edit]
- 標準ではNOです。
1.816で削除されたSPキャラ関連の機能を復活させるためのオプションです。
Emuera1.816以前からバージョンを上げた際にエラーが出る場合はこのコンフィグをYESにすると解決する場合があります。
解析[edit]
eramaker互換性に関する警告を表示する[edit]
- eramakerとの互換性に関する警告を表示します
ロード時にレポートを表示する[edit]
- 読込時に全行数や関数の数などのレポートを表示するかどうかです。
表示しない場合、_replace.csvで指定した読み込み中メッセージが表示されます。
ロード時に引数を解析する[edit]
- 読込時に命令の引数まで解析するかどうかです。
読込時に解析を行なうと読込がかなり遅くなり、実行がわずかに早くなります。
エラーチェックが目的でないならばNOにした方が快適に動作します。 - 常に行わない(NO) - 解析しません。
- 更新されていれば行う(ONCE) - 最後に起動したときからcsvまたはERBが更新されている場合のみ解析します。
- 常に行う(YES) - 解析します。
表示する最低警告レベル[edit]
- 読込時に表示する警告のレベルです。指定した値未満の警告は表示されません。
- 0 - "="の代わりに"=="を使っているなど、特に問題を起こさない警告です。
- 1 - 関数宣言以外で"#PRI"を使っているなど、無視して実行できる程度の問題です。
- 2 - 解釈できない行、対応しないIF~ENDIFなど実行時にエラーになる行です。
- 3 - 読み込み中に発生した復帰できないエラーです。強制的に表示されます。
(ロード時にFORM文字列を解析する)[edit]
- 1.800でこのオプションは廃止されました。
呼び出されなかった関数を無視する[edit]
- ロード時に引数を解析する場合のみ有効。
YESにすると呼び出されていない関数については引数の解析を行いません。
関数が見つからない警告の扱い[edit]
- ロード時に引数を解析する場合のみ有効。
CALL命令やJUMP命令のジャンプ先関数が存在しないときに警告するかどうかです。- 無視(IGNORE) - 警告しません。
- 総数のみ表示する(LATER) - 警告しませんが、後で無視した個数のみ報告します。
- ファイル毎に一度だけ表示する(ONCE) - 1ファイル当たり1度だけ警告します。
- 表示する(DISPLAY) - 全て表示します。注意点として、CALLFORMやJUMPFORMなどの場合はこの対象にはならないということです。
関数が呼び出されなかった警告の扱い[edit]
- ロード時に引数を解析する場合のみ有効。
@~~が定義されたにもかかわらず一度も呼び出されなかった場合に警告するかどうかです。
書式は「関数が見つからない警告の扱い」と同じです。
(指定したファイル中の警告を無視する)[edit]
- この機能は削除されました
デバッグ[edit]
デバッグ関連のオプションはEmueraをデバッグモードで起動した時にのみ有効です。
デバッグモードの詳細はデバッグモードの記事を参照してください。
起動時にデバッグウインドウを表示する[edit]
- デバッグモードで起動した時に自動でデバッグウインドウを表示します。
デバッグウインドウを最前面に表示する[edit]
- デバッグウインドウを開いた時、標準で最前面表示にします。
開いた後はデバッグウインドウ内のボタンで切り替えることが出来ます。
デバッグウインドウ幅[edit]
- デバッグウインドウの幅を指定します。
ウインドウの縁まで含めた全体のサイズです。
デバッグウインドウ高さ[edit]
- デバッグウインドウの高さを指定します。
ウインドウの縁まで含めた全体のサイズです。
デバッグウインドウはメインウインドウと異なり、開いた後もサイズを自由に変えることが出来ます。
設定ダイアログの「現在のウインドウサイズを取得」ボタンを使うためにはデバッグウインドウを開いた状態で設定ダイアログを開く必要があります。
デバッグウインドウ位置を指定する[edit]
- デバッグウインドウを開いたときの位置を指定するかどうかです。
指定しない場合、デバッグウィンドウ位置X、Yは意味を持ちません。
デバッグウィンドウ位置X[edit]
- デバッグウィンドウ位置を固定する場合の固定位置です。
Xでは横軸方向の位置を決めます。ディスプレイ左上が(0, 0)であり、右に行くほどXが大きくなります。
デバッグウィンドウ位置Y[edit]
- デバッグウィンドウ位置を固定する場合の固定位置です。
Yでは縦軸方向の位置を決めます。ディスプレイ左上が(0, 0)であり、下に行くほどYが大きくなります。
設定ダイアログの「現在のウインドウ位置を取得」ボタンを使うためにはデバッグウインドウを開いた状態で設定ダイアログを開く必要があります。